【香川・殺処分ゼロ】不幸な猫を増やさない!猫とともに生きる観音寺市を目指して

カテゴリー:動物 

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寄付金額 161,000

16.1%

目標金額:1,000,000

達成率
16.1%
支援人数
22
終了まで
45
/ 62

香川県観音寺市(かがわけん かんおんじし)

寄付募集期間:2024年5月1日~2024年7月1日(62日間)

香川県観音寺市

プロジェクトオーナー

香川県では、香川県動物愛護管理推進計画(第三次)を策定し、殺処分ゼロを目指して、保健所へ収容される猫の数を削減するとともに、収容された猫については飼い主への返還や、譲渡ボランティア等の活動により適正に飼養できる新しい飼い主への譲渡を行い、猫の殺処分数は大幅に減少しています。
一方、観音寺市では、近年「ノラ猫の糞尿や鳴き声などで迷惑している」、「近所にノラ猫に餌を与えている人がいて迷惑している」など飼い主のいない猫(ノラ猫)に関する苦情が市に多く寄せられています。また、交通事故等により道路上で死亡し、障害物として市に持ち込まれるなど不幸な死を迎えてしまう猫が年々増加しています。
そこで、本市では、ノラ猫の無秩序な繁殖や生活環境の悪化を防止することを目的とし、個人や団体が実施するTNR活動を支援するため、ノラ猫への不妊去勢手術費用の一部を助成する事業を実施します。市民とノラ猫が共存できる観音寺市を実現するため、皆様のご支援をいただければ幸いです。

不幸な猫を減らすために

全国では、ノラ猫の繁殖を防止する活動としてTNR活動が行われています。TNR活動とは、T(Trap:捕獲)、N(Neuter:不妊去勢)、R(Release:解放)の頭文字をとったものであり、地域のノラ猫に不妊去勢手術をして繁殖を防ぐことにより、生活環境の改善と動物愛護の両立を目指した、ノラ猫問題の有効な対策の一つと言われています。
観音寺市では、不幸な猫をこれ以上増やさないため、これまでに行ってきた事業に加えて、新たにノラ猫へのTNR活動を行うとともに、市民へのノラ猫に関する啓発活動を実施します。これ以上、不幸な猫を増やさない、市民とノラ猫が共存できる観音寺市を実現するために、ぜひ皆様のご支援をいただければ幸いです。

寄付金の使い道

ノラ猫の無秩序な繁殖や生活環境の悪化等を防止することを目的とし、個人や団体が実施するTNR活動を支援するため、ノラ猫への不妊去勢手術費用の一部を助成する事業を実施します。

※目標金額に達しなかった場合でも本プロジェクトへ活用させていただきます。

観音寺市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助事業

●対象とする猫
・市内で保護され、飼い主のいない猫であること

●補助対象の要件
・手術済みであることを識別するために、その耳の一部を切り取ること
・手術後は、保護した場所に戻すこと

●補助対象者
・市内に居住する個人、県内に事業及び活動の拠点を有する団体

●補助金額
・1頭あたり上限10,000円

県内の殺処分状況

香川県では、香川県動物愛護管理推進計画(第三次)を策定し、殺処分ゼロを目指して猫の殺処分数を令和2年度比で20%減少させることを目標として掲げています。県では、猫の殺処分を減らすために、保健所へ収容される猫の数を減らすとともに、収容された猫については飼い主への返還や、譲渡ボランティア等の活動により適正に飼養できる新しい飼い主への譲渡を行っています。それらの取組により、猫の殺処分数は令和4年度で297匹となり、令和元年度455匹から大幅に減少しています。

市内の猫トラブル

一方、観音寺市では、近年、「ノラ猫の糞尿や鳴き声などで迷惑している」、「近所にノラ猫に餌を与えている人がいて迷惑している」など市にノラ猫に関する苦情が増加しています。また、国道や県道、市道で交通事故等により道路上で死亡し、道路障害物として市に持ち込まれる動物は令和4年度で416件であり、そのうち猫は219匹と半数以上を占めています。令和5年度についても、総数が358件であり、そのうち猫は192件となっています。
香川県が殺処分ゼロを目指し、保健所への収容頭数を減らした結果、市内の猫の数が増加したことが原因であると考えています。

保健所に収容される猫

保健所に収容される猫のほとんどは、飼い主の不明な猫であり、後先を考えない無責任な餌やりによるノラ猫の繁殖や飼い猫の逸走や遺棄が原因によるものと言われています。市内で問題になっている猫の問題もノラ猫の増加によるものと考えています。
環境省の試算(※)によると、1匹のメス猫が1年で20匹、2年で80匹、3年で2,000匹に増加することが言われています。そのため、ノラ猫が多い状況を放置しておくと、ノラ猫が急増し、市民から迷惑な存在になるだけでなく、交通事故による不幸な死を迎えてしまう猫が増えてしまいかねません。 
※環境省「もっと飼いたい?犬や猫の複数頭・多頭飼育を始める前に」参照 

保健所からのコメント

増えすぎた猫は、猫にとって過酷な環境を生み出すだけではなく、人の住環境をも悪化させ、猫を地域の嫌われものにしてしまいます。
西讃保健所にも猫による被害の申し出が日々寄せられていますが、ほとんどの場合、一部の方による無責任な餌やり行為(餌を与えるだけでトイレの世話や避妊などの管理は一切せず、猫の犠牲や近隣迷惑については見て見ぬふりをする。)が原因となっています。
しかし、そういった行為をやめていただくことは現在の法令上とても困難です。そのため、たとえ無責任な餌やり行為が続いたとしても猫を減らすことができる対策が求められてきました。
こうした状況を受け、今、全国的に推奨されているのがTNR活動です。皆様のご協力により少しでも市内の猫の避妊が進み、地域の嫌われものとなってしまう猫が減っていくことを期待しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

香川県観音寺市

観音寺市は、香川県の西端に位置しており、穏やかな瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)に面し、温暖で災害の少ない気候を生かした野菜や果物の生産が盛んです。また、沖合にある伊吹島では、「伊吹いりこ」が生産され、讃岐うどんのダシには欠かせないものとなっています。工業製品では、おむつやペットシーツなどの日用品の製造拠点となっており、ふるさと納税のお礼の品として、全国の皆様にご好評いただいております。
近年では、テレビアニメ『結城友奈は勇者である』の作品舞台のモデルとして、2018年から2022年まで5年連続で「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選ばれています。(一般社団法人 アニメツーリズム協会実施)また、SNSをきっかけに、市内と美しい瀬戸内海が一望できる高屋神社本宮の鳥居が『天空の鳥居』として注目されるなど、「瀬戸内国際芸術祭」や「日本学生トライアスロン選手権」の開催地としても、日本全国の方々に訪れていただいております。
ぜひ一度、観音寺市にいらっしゃいませんか。心癒される時間を過ごしていただけると思います。